超激辛非国民ブログ

1億回閲覧されても絶対にテレビには取り上げられないブログです。読むと所謂まともな日本人様は不愉快になります。

オリンピックは誰がために

 本来ならば、今日(2020年7月25日)は東京オリンピックが開催されていたときである。しかしながら、コロ助(新型コロナウィルス)のせいで延期になってしまった。

 で、森老害やバカ総理安倍や自粛おばさん都知事は来年こそ云々(でんでんとは絶対に読まない)と息巻いているが、コロ助の終息にまるで見通しが立ってない以上、オリンピックの開催など無理であろう。もし、そんな状態で無理やり開催すれば、世界中から罵倒されてボイコットされるだけだ。アメリカや日本がボイコットしたモスクワオリンピックよりも酷いものとなるだろう。

 

 そもそも、オリンピックの意義とは何であろうか?元をたどれば、アマチュアアスリートの4年に一度の晴れ舞台ではなかったのか?だからこそ、参加することに意義があるのではないのか?

 それが、1984年のロスアンゼルスオリンピックあたりから、商業主義化が露骨になってきて、目立つのは広告主や政治家ばかりで、主役のアスリートはメダルを取って広告主の名前を出さないと全くメディアには取り上げられない有様である。プロではないのだから、結果なんざどうでもいいのだ。そもそも、プロを解禁したことが間違いなのである。これだけで、オリンピックの本来のコンセプトから逸脱している。何故、こんな簡単なことを誰も指摘しないのか?やはり、神武天皇よりも偉い偉い大企業様とやらへの機嫌取りか?

 

 そもそも、今回の東京オリンピックは、コロ助があろうがなかろうが継ぎ接ぎだらけのイベントだったのである。 

 ここ数年の酷暑の中、屋外でスポーツを行うのは誰が考えても熱中症などの危険にさらされるのは明らかであり、それだけでアスリートのことなどまるで考えていないことは確実である。だから、マラソンは札幌で行うなどという地方の実情などまるで考えないようなことが起こってしまう。

 

 そもそも、何でオリンピックを夏の暑いときに行うんだ。前の東京オリンピックは10月10日に開会された。アスリートのことを考えれば、涼しい時期にやるのが当たり前だ。それだって、大リーグのワールドシリーズや欧州サッカーのチャンピオンズリーグと被るからということで無理無理夏にずらしたんだろう。それだけで、金に物言わせている連中の傲慢さが出ている。

 

 あと、オリンピックに必ずあるのが審判の判定ミスだが、あれは本当にただのミスなのか?審判の判定ミスで日本が優位に立った場面など見たことがない。明らかに日本代表に勝たせたくないという意思が見え見えである。これだけで、日本は世界中から見下されているのが明白である。どうして日本代表のフロント陣はもっと強く抗議しないのか?場合によってはボイコットをしたっていいはずだ。こんなところにも、日本人特有の白人への犬っころぶりが出ている。その反動で、いつまでたっても中国や韓国を偉そうに見下しているのだから、世界中から愛される大日本帝国が聞いて呆れる。少なくとも、中国や韓国や行き過ぎなところは多々あるが、日本人みたいに卑屈な馬鹿犬っころではない。世界と渡り合える交渉術や意思の強さは持っている。

 

 これだけのことを見ても、昨今のオリンピックはアスリートを国威や企業のためだけの闘技場奴隷としてしか見ていないとしか思えない。

 オリンピックそのものは否定はしない。アマチュアは4年に一度の晴れ舞台のために日々練習をしているのだから。

 問題は、そんな人間をもの扱いする奴らである。今回のコロ助騒動で中止になるかもしれない(個人的にはなってほしい)東京オリンピックはオリンピックの在り方をを考え直すいいきっかけになってほしい。オリンピックの主役はあくまでもアマチュアアスリートなのだから。アマチュアアスリートファーストだ。