超激辛非国民ブログ

1億回閲覧されても絶対にテレビには取り上げられないブログです。読むと所謂まともな日本人様は不愉快になります。

現代人は何を食べているんだ

  スーパーなどの食品売り場に行くと、野菜や肉といった生鮮食品より冷凍食品や加工食品やインスタント食品の売り場スペースの方が遥かに広いことに気が付く。それだけ、現代人が食事に時間やお金をかけられなくなったということだろう。

 確かに、時間もお金も余裕がないその辺の貧困労働者にとっては、お湯や電子レンジで数分で食べられる加工食品などは非常にありがたいものではあるが、その中身を見ると、明らかに台所に置いてある調味料より、理系でなければ一生扱うことがないような化学薬品みたいな名前が羅列している。所謂添加物である。

 手軽さと時間短縮のためには添加物は欠かせないし、その恩恵を受けているのも事実ではあるが、どんなものでもメリットがあればデメリットのあることだけは周知しなくてはならない。

 メリットについては、今書いた通り時間と手間の短縮だが、デメリットは明らかにメリットを凌駕していることに気付いている者はどれ程いるのだろうか?

 

 まず、インスタント食品や加工食品というのは、簡単に言ってしまえば、糖分と塩分と油脂の塊である。砂糖や油や塩をそのまま食べる物などいないし、そんなことをすれば胸焼けどころではない。しかしながら、添加物を使えばそれらの物がいとも簡単に食べたり飲んだりできてしまう。その結果、糖分塩分油脂の過剰摂取になってしまう。そんな食生活が心身に言いわけがない。あっという間に生活習慣病まっしぐらである。

 それなら、そんなもの毎日毎食食べなければいいだけだと言うが、こういった食品は脳の働きを狂わせて下手すれば依存症にしてしまうように作られているのである。某スナック菓子のコンセプトでやめられない止まらないというのがあるがまさしくそんな状態にさせられるのである。

 

 人間の脳というのは、糖分塩分油脂を好むようにできており、生存のためには必要な成分なのである。食品メーカーは、勿論会社なので儲けなければならない。そのために、人間のそんな脳の働きを徹底的に研究して自社製品を何度も買わせるような商品を製造し、更に有名芸能人やスポーツ選手を広告塔にして商品を買わせるように消費者の購買意欲をそそっている。そこまでの企業努力は大したものだし、食品業界のレッドオーシャンぶりがよくわかる。

 

 だがそこには、消費者への健康面などは全く配慮はされてはいない。あるのはいかに消費者を薬漬け同然にして消費者から金を吸い上げていくかという資本主義の原則だけである。いわば、消費者は食品メーカーや添加物メーカーや広告会社の金儲けのための家畜として飼い慣らされているのである。こういった会社の経営者は自社商品を殆ど食べないという噂もある。商品の危険性を知っているからである。中には、故・安藤百福のように毎日カップヌードルを食べて90代半ばまで生きていたという人もいるが、そんなものはレアケースであろう。

 

 しかしながら、そんな食生活にならざるを得ないのが現代社会の病理の一つではある。貧困労働者ほど、経営者にこき使われ、心身ともに衰弱しきった状態になる。そんな状態で栄養素などを考えた料理など作る気力などあるわけがなく、そんなときに食べられるのがインスタント食品である。そうして、貧困労働者ほど、生活習慣病まっしぐらな食生活となり、食品メーカーや広告屋はたんまり儲けるという構図ができあがる。まさに悪魔の社業である。

 このままこんな食が続けば、人間は体の内側から崩壊するのではないだろうか?便利さや手軽さを追求し、達成した代償はあまりにも大きすぎる。

 

#食品 #依存症 #カップラーメン #CM #テレビ #

 

 

 

 

 

家族と自分を守る「安心な食品」の選び方 (単行本)

家族と自分を守る「安心な食品」の選び方 (単行本)

  • 作者:司, 安部
  • 発売日: 2020/08/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物