超激辛非国民ブログ

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映画「パラサイト・半地下の家族」から見る富裕層や政治家と貧困層の乖離

パラサイト 半地下の家族(字幕版)

パラサイト 半地下の家族(字幕版)

  • 発売日: 2020/05/29
  • メディア: Prime Video万引き家族

    万引き家族

    • メディア: Prime Video

 また菅義偉が国民を愚弄する発言をした。それは、コロ助(新型コロナウィルス)の給付金は出さない、生活保護を受けろというものであった。

 これだけでいかに政治家の感覚は大多数の市井とかけ離れているかが分かる。その他にも、国民に自粛を要請しながら自分らはステーキ屋や銀座の高級クラブで贅沢三昧をしたりとまさにやりたい放題である。或いは、庶民はコロ助に罹っても入院はおろかPCR検査すらまともに受けられないのに、自民党の政治家は簡単に入院ができたりする。

 その他にも、安倍政権時も西日本豪雨時に安倍晋三らは贅沢三昧をして遊び惚けていた。

 何故、これほどまでに政治家というのは市井の怒りを買うことだけは神の領域に達しているのだろうか?ヒントは韓国映画の「パラサイト・半地下の家族」にあった。

 

 パラサイト・半地下の家族とは、韓国の貧民家族が主人公でその家族があるきっかけで身分を偽りながらはったりをかまして富裕層の運転手や家庭教師となっていき生活の糧を得るというストーリーなのだが、その中に以下のようなセリフや演出がある。

 ある日に主人公の一家が住んでいるスラム街を豪雨が襲い、一家の住んでいたアパートの半地下の部屋が水浸しになり体育館での避難生活を余儀なくされた。そしてその後、運転手をやっていた一家のお父さんが富裕層の妻を車に乗せていた時にその妻が大雨のおかげで空気が綺麗だ、ということを言った。その時のお父さんの表情には怒りがこもっていた。

 更に、富裕層の息子の家庭教師をしていた主人公一家の娘に重大なことが起こったときも富裕層の主は家庭教師の心配をしないで自己保身のことしか考えてなかった。

 これを見て感じたことは、富裕層の世界には労働者や貧困層は存在していないということだと思った。富裕層にしてみれば労働者や貧困層など人間ではないということであろう。

 つまり、政治家というのは大半が何ら苦労したことがないビニールハウス育ちばかりでかつ富裕層の代弁者ばかりなので、労働者や貧困層が人間であるという常識すらないのだ。だから、生活保護受けろの他にも、カップラーメンが400円だのパートタイマーの月収が25万円などという発言をするのである。存在しないものを分かれというのがそもそも無理な話である。

 こういう連中は、日本の実態経済を描いた映画「万引き家族」でさえM78星雲よりも彼方にあるSFくらいにしか思わないのであろう。或いは自己責任と偉そうに罵倒するだけであろう。

 しかしながら、現在日本を支えているのはこういった働く貧困層なのである。本来なら、こういった人間こそが政治家にならないといけないのに市井の殆どは、立候補すらできない状況にある。立候補するには供託金以外にも煩雑極まりない事務手続きがあり、とても数人でできるものではない。その結果、金も時間を持て余している富裕層しか選挙に立候補できないのである。

 こんな連中が政治をやっていてはこれからはより一層な階層社会が待っているであろう。その前に日本死んでくれないかと本当に思ってしまう。