超激辛非国民ブログ

1億回閲覧されても絶対にテレビには取り上げられないブログです。読むと所謂まともな日本人様は不愉快になります。

AIが発達しても労働者は変わらない

「人間はいずれ労働時間は短くなり、余暇をどう使うかを考えもて余すだろう。」
これは、経済学の父と称されるケインズが労働のオートメーション化を予想した未来像だが、残念ながらこの予想は見事に外れた。

ちょっと前なら人間が行っていたこと、例えば帳簿や文章の作成や駅の改札の切符切りなどはパソコンを使ったり機械の手を使えば時間短縮したり人がいらなくなったりして本来は労働時間は短くなるはずであり、それによって自分の時間が増えるはずである。
ところが、相変わらず労働者は長時間労働を強いられ、過労死や心神喪失といったことが後を絶たない。むしろ、機械の発達によって更に労働の内容が複雑化されてしまっただけである。

これは一体どういうことであろうか?
考えられることは、仕事が際限なく身に降りかかってきて、労働者が機械と同じ仕事量や質を要求されるようになったということであろうか?或いは、営業や企画などのノルマがより一段と過酷になってきたとも考えられる。いずれにせよ、人間の手間を省ける道具が逆に人間の首を絞めているだけの道具になってしまったということである。

そしてそれは、AIが発達しても今度はAIに振り回されるだけで人間の労働はAIに負けないくらい働けという状態になり、ますます人間の労働者は追い詰められていくだけではないのだろうか?
更に、AIの厄介なところは、命令系統がめちゃくちゃな指示を出してしまったら下手をすれば人間を助けるどころか人間に仇なす脅威となってしまうこともあるだろう。極端な話、原発や核ミサイルさえ躊躇なく爆発させたりその辺にミサイルを発射してしまうかもしれない。そのためにマンパワーと称して少しのミスも許されないゆとりがない24時間365日常に緊張状態を労働は要求され、より一層人間がAI以上な高度な煩雑な内容を安い給料でやらされるかもしれない。
パソコンやAIは本来は人間を助け、楽させるために造り出されたものなのに、労働が過酷になったら本末転倒などというものではない。AIによって人間が見えないものの何かによって奴隷にされるならAIなどない方がよい。
AIによって人間が労働から解放されるなど、何処の異次元の彼方の話であろうか。

追記 今回は仮面ライダーゼロワンの紹介です。これは、ヒューマギアと呼ばれるAIロボが人間をサポートする世界で起こる人間とAIとの戦いや共存共栄を問う内容です。

#AI #過労死 #長時間労働 #働き方改革