以前から書いていることだが、既存メディアであるテレビや新聞をまるで見ないで、インターネット記事やYouTubeばかりを見て、マスゴミがー、と偉そうにぬかすやつらははっきり言って思考が停止したアメーバやゾウリムシレベルでしかない。
というのも、インターネットやYouTubeは常に正しい原理主義者の殆んどは自民党の狂信者であり、立憲民主党はおろかれいわ新選組や社民党や共産党さえも批判して自民党のやることを無批判にばんざーいして自民党議員の失言はもとより犯罪さえもひたすらばんざーいをしている有り様であるからだ。こんなの、田舎者の先生様というだけで喜んで自民党に投票しているテレビや新聞は常に正しい原理主義者と何が違うのか?自民党に投票している時点で何も変わらない。それとも、インターネット記事は常に正しい原理主義者だけは、自民党に投票すればドッグフードでも貰えるのか?
ネットは真実なんて言っても、書いてあることは、在野党だらしないだの旧民主党の3年は悪夢だの民主党は中国や韓国の犬だのと言うことばかりで、結局自民党を支持するように誘引することばかりだ。或いは、誰に投票しても同じだということばかり書いて有権者を棄権に誘引していくかである。
結局のところ、権力者はテレビであれネットニュースであれ巷に流れている情報なんて殆んど掌握しているのである。
映画「新聞記者」で、主役の松坂桃李の役が所属していた内閣調査室の田中哲司演じる室長が、常にメディアを監視していて国民を国家権力の都合がいいように操るかを考えていたが、まさにこの国の現実を描いた台本であり演出であった。
内閣調査室にかかれば、インターネットですら簡単に操ることなどできるのである。だいたい、今はネット記事など大半の人間がスマートフォンかよくてiPadで見る程度であろう。紙媒体と違ってスマートフォンやiPadなどは長時間文字を読めるものではない。だから、スマートフォンでやっているのはゲームかよくて数分の動画サイトを見るくらいだ。その中で読まれるものは、ポータルサイトを開いて最初の幾つかの見出しくらいである。ポータルサイトの最初にくるものなんて、人間が操作しようとすれば簡単にできる。新聞は、取り敢えず全ページに目を通して記事を速読しようと思えば何とかできるがスマートフォンだとそんなことは到底できない。そうして、インターネット中毒者を簡単に自民党の狂信者にできるのである。
それから、新聞記者で田中哲司演じる室長の台詞で特に印象に残ったものを記しておきます。
「真実かどうかは国民が決める」「民主主義など見せかけでいい」