超激辛非国民ブログ

1億回閲覧されても絶対にテレビには取り上げられないブログです。読むと所謂まともな日本人様は不愉快になります。

いまの日本はあなたが世界に見せたい日本ですか

 タイトル名は、大河ドラマ「いだてん」で、先の東京オリンピックの招致の立役者である田畑政治が、1940年に東京にオリンピックを招致したい嘉納治五郎に対して言った言葉である。1940年よりもずっと前から日本も戦争に突入してオリンピックをやるような状況ではなかったので田畑政治がこんな日本は世界に見せられないと判断したうえでの言葉だったのであろう。

 

 さて、2021年の東京オリンピックはどうだろうか?もともと、今回の東京オリンピックの趣旨は東北の復興だったはずである。ただそれさえ東日本大震災で住処や仕事を失った人間がオリンピックを望んでいたかといえば殆どは違うであろう。オリンピックをやる金があるなら放射能対策や汚染水の安全な処理や最低限度の生活保障に金を使えというのが被災者の大半の思いであろう。

 

 そしてそれ以上に、今回のオリンピックほど問題だらけのオリンピックは滅多にないだろう。

 東北が望んでいないことに加え、エンブレムの盗作疑惑やスタジアム建設の過労死という空前絶後の凶悪犯罪や竹田恒和の贈収賄疑惑や森喜朗の女性蔑視発言といった政治的なとこから、東京のここ数年の酷暑で明らかにスポーツができるような環境ではない状況といった自然の問題、さらには全くアンダーコントロールされていない放射能の汚染水といった人間の生存に関わる問題、そしてコロナウィルス(以下コロ助)という世界レベルのウィルスが下火どころかますます盛んになってさえいるではないか。こんなのもはや先の日中戦争といった問題とは全く質が違う民度の低さの問題である。こんな民度の低いことばかりを世界に晒したことはまさに日本の恥の見本市である。

 

 それ以前に、そもそも昨今のオリンピックなど本来の趣旨とはまるで違っているだろう。オリンピックとはアマチュアスポーツの四年に一度の晴れ舞台であり、やる方も見る方も双方が国境や人種を超えて同じ競技を楽しむものであったはずである。それがいつの間にか、スポンサーという名の資本家や政治家が金儲けの道具にし、選手がメダルを取れないと非国民呼ばわりしたりとそこにはスポーツを楽しむという純粋な気持ちなどさらさらなく、主役のはずの選手がただの資本家の広告屋にさえなっている。こんなものは、古代のグラディエーターの殺し合いを暇つぶしに眺めている貴族と変わらない。

 このような資本家や政治家が肥え太るだけのオリンピックなら凍結した方がよい。そして、アスリートやスポーツ好きな観客が純粋に競技を楽しめるようなオリンピックを再構築してほしいものだ。今ならネットを使ってのカンパなどで資本家や政治家がいない本当のオリンピックができるような気がするのだが。

 

東京オリンピック #自民党 #スポンサー