超激辛非国民ブログ

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知床遊覧船も福知山線事故も根底は同じ

先日、知床遊覧船が遭難して、乗客も大半の死亡が確認され、行方不明者もまだ何人もいるようだ。
テレビも新聞もウクライナ情勢の時間や紙面のスペースをカットして知床を扱っている。まあ、至極当たり前なことであろう。
それにしても、知床遊覧船の運営会社の経営状態が連日の報道で明るみになればなるほど、安全面を無視した目先の金儲けのことしか考えてないまさに資本主義の悪いところが凝縮されたとしか思えないものがある。
というのも、知床遊覧船の会社は、社長が代替わりしてから給料がいいベテラン従業員を殆んどクビにして、従業員を殆んど安くこき使える素人集団ばかりにしたというし、事件当日も海の状況が悪いにも関わらず、社長は強引に遊覧をさせたとされている。

これは、かつて2005年4月に起こった福知山線脱線事故に通じるものがある。
というのも、福知山線脱線事故も、とにかく目先の利益のためだけに無理無理に本数を増やして、僅かでも時間に遅れると運転手を日勤教育という辞めさせ部屋に閉じ込める恐怖政治を行い、乗り物に一番必要な安全面を全く無視した挙げ句に起こった大惨事であった。

とにかく、現代日本では目先の利益や株主への機嫌取りのためだけの株主配当のことしか考えず、肝心の従業員や利用者のことなどまるで考えてない会社ばかりが幅をきかせて威張り腐っている。そのくせ、ホスピタリティーだの顧客満足だのと馬鹿経営者はどうせ僕ちゃんがやらされるわけじゃない、と言わんばかりに安い給料や不安定な雇用と蟹工船レベルな労働環境で従業員に無理難題を押し付ける。その結果が、福知山線や今回の知床遊覧船である。
こんな経営がスタンダードになっているうちは、こんな大惨事は日常茶飯事的に今後も起こるだろう。

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