超激辛非国民ブログ

1億回閲覧されても絶対にテレビには取り上げられないブログです。読むと所謂まともな日本人様は不愉快になります。

木曜ミステリー終焉に見るドラマの衰退

 テレビ朝日木曜夜8時の木曜ミステリー枠が7月放送の上川隆也の遺留捜査で終了する。第一弾の京都迷宮案内から大半のものを見ていたし、遺留捜査と警視庁捜査一課長と科捜研の女は最初のシリーズから見続けていたので、心にぽっかり穴が空いた気分である。
 それでも23年半、上記のシリーズに加えておみやさんや京都地検の女などの名作サスペンスを見せてくれてありがとうございました、というべきだろう。
 
 コロ助発生前から各局ドラマ枠が縮小されていって、テレビ朝日は頑張っていたほうではあったが土曜ワイド劇場の終了や最後の砦でもあった木曜ミステリーの終了となってしまったのは、どうすることもできなかったのだろうか。
 確かに、ドラマ1本制作するには莫大な金と時間と手間がかかるので、安直なバラエティー番組のほうがスポンサーとしてはいいのだろう。
 しかし、そんな目先のことしか考えない番組作りが、今日のエンタメを衰退させてしまったのではないのだろうか。
 中国は、史劇ドラマに何十億円もの大金を惜しみもなく使いエンタメ大国になっているし、韓国だって映画が世界中で話題になっている。
 翻って日本ではどうだろうか?高品質なサスペンスドラマがなくなり、雛壇で芸人のどうでもいいプライバシーの暴露や外国人にニッポン素晴らしいのお世辞ばかり喋らせるような白痴化する内容のものばかりである。だから、アマゾンプライムNETFLIXにおされてばかりいるのである。実際、最近面白そうだと思ったドラマはほとんどがネットチャンネルである。
 
 こうして視聴者の地上波放送離れが進み、スポンサーがますます金を出さなくなり、そして金をかけない白痴化番組しかなくなるという負の悪循環ができてしまうのである。
 電気代だけで高品質なドラマが見れないというのは、その国の経済レベルが低いということを示していると思う。何故なら、日本に金があったときは、毎日どこかのテレビ局で時代劇やサスペンスドラマが放送していたからである。
 こういっったところからも日本の衰退が垣間見えるのは私だけだろうか。

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