安倍晋三の国葬は日本の恥を世界に晒す
先日、エリザベス女王の国葬が執り行われた。参列者は2000人とされ、参列者のはバイデン大統領をはじめフランスのマクロン大統領やドイツのシュタインマイヤー大統領や韓国のユンソンニョル大統領といった世界の政治指導者、日本国内からも天皇皇后両陛下が出席とまさに世界中から愛された国王に相応しい国葬であった。
本来、国葬というのはその国の皇帝や王といった君主が崩御したときに行われるものである。日本でいうなら天皇陛下が崩御されたときであろう。
翻って、日本ではどうか。天皇でもないたかだか総理経験者の一政治家を国葬にするなど国葬を馬鹿にしていないか?まともな感覚があれば安倍晋三のような政治家以前に人間としておかしい者とエリザベス女王や天皇陛下と同等に扱うことがいかに馬鹿げているかなどわかりそうなものである。
戦時中、山本五十六が戦死したときに国葬をしたがこれは国民を戦争に煽り立てるために山本五十六を利用しただけのものであり、軍部は山本五十六の死を悼んでいなかったであろう。
そして戦後は吉田茂を国葬したが、これだって本来はおかしいのである。政治家というのはあくまでも国民の政治活動の代行者であり国民の上に立つ存在ではない。そんなこと、義務教育卒業の学力があれば誰でも分かることである。
イギリスの王や天皇陛下は肩書的には君主であるが、民主主義国家においては君臨すれど統治せずであり、国民の象徴としての存在である。そんな存在ならば国葬するのも理解はできる。
安倍晋三など世界からはろくに相手などされておらず、世界の打ち出の小づちくらいにしか思われていなかった小物ですらない元総理大臣である。そんな人間の国葬など世界の要人がどれほど出席するのか。まあ、世界からは安倍晋三のようなおぼっちゃまくん総理を国葬なんて日本はどれほど馬鹿なのか、と嘲笑されているであろう。
先の東京オリンピックで日本は自国の恥を世界に晒したのに、安倍晋三の国葬でさらに恥の上塗りをするのか。つくづく税金を払うのが嫌になる。