超激辛非国民ブログ

1億回閲覧されても絶対にテレビには取り上げられないブログです。読むと所謂まともな日本人様は不愉快になります。

ありがとうアントニオ猪木、そしてさようなら

 プロレスラーアントニオ猪木が亡くなりました。長くないとはわかっていたけど、やはり亡くなるとプロレスファンとしてはこんなに悲しいものはありません。

 

 さて、猪木と言えばジャイアント馬場と並ぶプロレス界のスーパースターであり、政治家でもあり、プロモーターでもありました。

 猪木はレスラーとしてはもちろんのこと、発想力や実行力も誰にもできないものがありました。

 まずは、あのモハメドアリとの異種格闘技を実現させたことでしょう。当時、ボクシング世界チャンピオンだったアリをプロレスのリングに上げただけでも世界に衝撃を与えたでしょう。それを皮切りにアクラムペールワンやウィリーウィリアムスなどの強豪格闘家を次々にプロレスのリングに上げ、プライドの原点みたいなものを何十年も前に実現させていて、先見の明があるだけでは収まりきらないほどの未来をみてました。

 そして、初代タイガーマスク長州力藤波辰爾闘魂三銃士前田日明藤原喜明鈴木みのるを育てるといったこともやり、みな新たなプロレスを築きました。

 あと、ハルクホーガンやアンドレ・ザ・ジャイアントを新日に呼んでスーパーヘビー級のド迫力ファイトもお客に見せてお客を楽しませてくれました。

 更に、プロレス初の東京ドーム大会をやっとの思いで漕ぎつけ、旧ソ連の強豪格闘家をリングに上げるという快挙まで達成しました。

 

 プロレスばかりでなく、政治家としても活躍しました。

湾岸戦争時に誰もがビビッてイラクに行こうとしなかったときに、イラクへ赴き日本人人質を日本に帰国させて国民を見事に守り抜きました。まさに本物の政治家でした。

  

あと、北朝鮮とも何度も交渉を重ねて世界で初めて北朝鮮でのプロレス興行さえも実現させました。本来ならこれをきっかけに北朝鮮に風穴を開けていかなければならなかったのですが残念ながらそれはできませんでした。それでも、北朝鮮とパイプをもった外交力は十分に評価されてもいいと思います。

 

 猪木の一番凄いところは、とにかく有言実行であり、やると言ったことは実行したところです。アリ戦も東京ドームもイラク人質解放も北朝鮮興行もすべて公言してました。言うだけなら誰でもできますが、それを実現することはどれ程困難なことか。

 もし、何かとてつもないことをしていわゆる成功したいなら、くだらない自己啓発書読んだりいかがわしいセミナーなんて行かないで是非猪木の人生から学んだ方がいい。猪木の生きざまこそが社会で名をあげるいい手本である。

 

 アントニオ猪木さん、今まで本当にありがとうございました。あの世で馬場さんや橋本真也アンドレ・ザ・ジャイアントとまたプロレスをやってください