超激辛非国民ブログ

1億回閲覧されても絶対にテレビには取り上げられないブログです。読むと所謂まともな日本人様は不愉快になります。

何故安倍晋三は未だに狂信されているのか?

 現在の安倍内閣の支持率は37%もある。安倍政権といえば、モリカケ問題をはじめ公文書改ざん、桜を見る会の疑惑、大臣の相次ぐ凶悪犯罪、数多くの公職選挙違反、外交でもプーチン習近平に完全になめられるといいことは何一つない。

 更に、コロ助(新型コロナウィルス)対策も諸外国と比べるまでもないほどの杜撰な対策。そして、朝令暮改で現場を混乱させているだけのGO TO。

 それに、何より政治信念が何一つなくただルビを振られた原稿を棒読みするだけ、それに小学生でもわかる三権分立も知らず、税金はすべて僕ちゃんの物で僕ちゃんを甘やかしてくれるトランプ様やプーチン様他世界にばら蒔くためだけにあるんだ、という考えしかない人間である。

 更に、毎日贅沢して遊び暮らしたい、僕ちゃんに諫言する人間はいらない、戦争は娯楽映画、生活困窮者は全て自己責任、勉強なんてしたくない。という感じで何一つ人間的魅力すらない。もはや、こいつのバカさ加減は始皇帝のバカ息子や浅野内匠頭徳川綱吉以上である。

 少なくとも、20世紀なら何十回も支持率は一桁になり、選挙でも大幅に自民党の下席数を減らし内閣総辞職するような事案ばかりであるが、何故か高支持率を誇り、先の参院選でも自民党の圧勝だった。

 

 これは、ただ単にマスコミや電通あるいはネット右翼による世論操作だけが原因とみていいのだろうか?勿論、それも要因として大きいだろうが、それ以上に安倍政権が狂信される理由があると私は睨んでいる。 

 それは、安倍晋三のような人生を送りたいからである。憲政史上、これほどに国民やマスコミに甘やかされた政治家など小泉純一郎以来であろう。何しろ、安倍晋三批判をすれば評論家はおろか芸能人ですら表舞台から干され、機嫌取りをする人間だけが毎日テレビに出て巨万の富を儲けている。

 

 しかしながら、人間は誰だって労働なんてしたくもないし、毎日贅沢して甘やかされて金の心配など全くしなくていい人生を送りたいものである。言うなればディズニーランドに24時間365日で遊んで食べて豪華なホテルで寝泊まりしたいと思うようなものだ。

 

 特に、日本人の民族的DNAの特徴ともいえる権力者に媚びへつらっていれば自分を権力者でいられるという妄想が安倍政権を強烈に後押しをしているのだ。安倍晋三ばんざーいと言って、生活困窮者を罵倒しておけば僕ちゃんも安倍晋三のように毎日贅沢して遊び暮らせる、という思い込みの果てに安倍晋三を狂信することになっているのだ。

 しかしながら、言っておこう。いくら金もないくせに自民党安倍晋三を狂信したところで、安倍晋三みたいな幸せな人生なんて1無料対数%送れないぞ。それどころか、増税社会保障の削減でますます生活は困窮するだけで、その果てに待っているのは貧窮問答歌北朝鮮の市井のような生活だけだ、間違いない。

 こんな簡単なこともわからない人間は、一億総幼稚化の枠の中に入っているだろう。現代日本はあの大宅壮一の予想を遥かに上回るほどの認知症が進んだようだ。

 

 

三浦春馬の自殺について考える

 先日の三浦春馬さんの自殺についてですが、もちろん驚きました。数年に一回は芸能人が自殺しますが、まさか今が旬の三浦春馬さんが自殺するとは思いませんでした。

 

 ところで、何故自殺しなければならなかったのでしょうか?いくらでも仕事があって借金とかを抱えていたわけでもなかったのに。

 そうなると鬱でも抱えていたのではないかと考えられます。実は、田中実も同じような感じで自殺しました。鬱というのも、心臓発作や脳出血みたいにいきなりなって発作的に自殺したくなってしまうことも実はあるのかもしれません。

 これは、現代日本の縮図ではないでしょうか?今の若年層の死亡率トップは自殺です。ましてや、芸能界はいかに人を陥れてでもスポンサーやプロデューサーに気に入られることが全てですから、そんなプレッシャーが三浦さんを鬱になるまで追い込んだのかもしれません。

 で、三浦さんは子役から芸能界にいて芸能界以外の世界を知らなかったので、芸能界を辞めるという選択肢が考えつかなかったのでしょう。三浦さんは、世襲ではないので両親の後ろ盾がない分より追い詰められていたのかもしれません。仲が良かった城田優さんも心の内までは流石にわからないでしょう。

 

 これは、芸能人だけでなく誰にでもあてはまることです。例えば、会社員だって、過労自殺などが後を絶ちませんが、これは会社以外の世界を知らず会社を辞めたら地球上のどこにも自分の居場所がなくて心身ともに追い詰められてというのが大半の原因でしょう。

 

 三浦さんも俳優や歌手としては周囲やスポンサーからちやほやされていたでしょうが、俳優として人気がなくなったら途端に手のひらを返されるのは確実なので、ひょっとしたらそれがわかっていたのかもしれません。で、誰も芸能人ではない人間としての三浦春馬を見ようとはしなかったし、素の自分を認めてくれる人がいなかったのがより一層彼を苦しめていたのかもしれません。

 

 本当は、仮面ライダー佐々木剛みたいにホームレスになったり、岡村隆史みたいに鬱になれば本当の自分を取り戻せたのかもしれませんが、現代日本は一度道から僅かでも逸れてしまったら再起できないような人でなし社会なのでそれもできなかったのでしょう。

 

 ともあれ、誰でもこんな形で人生が終わってしまうのは本当に悔やまれます。多少の逸脱をしようが誰でも堂々と大手を振って生きられるのが誰にとっても生きやすい社会であることは間違いありません。三浦さんや田中実だけでなく、一つの世界で生きられないだけで精神を病んで自殺なんてしない社会を形成することが今現代人がやることではないでしょうか?

スマホという名の阿片

 スマートフォンが普及して10年くらいは経つだろうか。その間に人間の仕草がとんでもなく変わった。それは、片手にスマホを持ち頭を下に向けていることだ。例えば、電車の中も20世紀は夜は大抵はタブロイド紙東スポや週刊大衆などのエロ記事をこれ見よがしに広げている中年男性が数多くいたが、現在はほぼスマホをいじっており週刊誌などを読んでいる人間など皆無に等しい。

 

確かに、新聞や週刊誌は場所も取るしじっくりとは読めないがスマホは手のひらで眺められるからスマホになるのはわかる。それに何よりスポーツ新聞やゴシップ詩も読むのはそれなりに頭の労力は使うものだ。その点スマホは、ゲームやTwitterなどのろくに労力を使わず遊んだり読んだりできるコンテンツを選べるので心理的にはスマホに流れるのはある意味自然の摂理かもしれない。

 

 しかしながら、現代人がスマホをあたりかまわずいじくっている姿を見ると、まるで中国最後の王朝の清王朝の末期のように思えてくる。

 清王朝は外国から阿片が入ってきて誰でも阿片が吸えるようになってから、国民が思考力を失い一気に国力が低下し、その結果欧米諸国や日本に蹂躙された。

 現代日本を見ていると、まさに清王朝の末期と酷似しているとしか思えないのである。

 例えば、一番わかりやすいのが携帯ゲームである。携帯ゲームそのものはゲームウォッチからあったが、スマホのゲームはゲームウォッチとは比較にならないほど視覚などの感覚を刺激する。で、固定式ゲームより労力も思考力も使わないのでいつまでもやっていられる。少なくとも、プレステなどはまず家にいないとできないし、コードなどを繋げないと遊べないが(最も固定式ゲームでも何十時間とやってしまう依存症も相当数いる)、スマホゲームは画面を1~2回叩けば簡単にできる。そして、ゲームをより楽しむには課金をしなければいけない。で、課金は大抵が後払いなので金を払っている感覚がない。そしてとんでもない請求額がくる。これは、クレジットカードの使い過ぎと変わらない。

 

 次にスマホにくぎ付けになるのがやはりLINEやSNSであろう。LINEはチャット機能があるので、それをやっているとつい本当にしゃべっているような感覚に襲われ、相馬穂に気を取られてしまう。それから、こちらが送った文章が相手に読まれているのにいつまでも返信が来ない(既読スルー)があると無視されているんじゃないかと思ったり、逆に自分か読んでさっさと返信しないと相手に嫌われるんじゃないかと思われて無理無理即座に返信しなくてはならないと思ってやはりスマホにしがみつく状態となる。

 

 これらの症状は阿片と似ているのではないだろうか?阿片も一度吸ってその気持ちよさを知ってしまって次から次へ利用して結局廃人になるまで手放せなくなってしまう。スマホも手放せないという点においては、阿片と共通しているものがある。

 

 あと、スマホの厄介なところは、ゲームもそうだが情報が無限に近い状態で入ってくることだ。それも無料で。新聞や週刊誌は金もかかるし、情報も紙面に書かれた以上のものは絶対にわからない。ところが、スマホは課金さえしなければ、情報は只で無尽蔵に入ってくる。しかしながら、人間の脳はそんなに一度に情報処理はできない。そうして、頭が情報の渦に巻き込まれて思考がパンクしてしまう。その結果、紙媒体では普通に読める文章さえ読めなくなってしまう。それが進むと、書籍すら読めなくなってしまい、その結果物事を考えられなくなってしまいガセネタですらない情報ですら真に受けてしまうのである。

 そうして、国民の財産は外資自民党にどんどん侵略されて気が付いたら丸裸にされていたなんてことになっているのである。

 歴史は繰り返すというが、中国の歴史が日本で繰り返されるとは思わなかった。

 

 

 

 

 

TVを見ないと偉そうにぬかす自称インテリ

 ここ数年、俺様はテレビなんて見てないぜもんだどんだい、とSNSなどで得意げに書いている者を見かけるが、だからどうしたという感じである。テレビを一切見なければそれだけで偏差値があがるのか?金儲けができるのか?ま、できないだろう。

 では、テレビを見ない人間はその時間何をしているのだろうか?その時間を、運動したり専門書を読んだりしていればそれは有効な時間の使い方といえるだろうが、99.9%違うだろう。大概は、ネットサーフィンやYouTubeサーフィンかオンラインゲームかSNSをひたすら見ているのが関の山だろう。

 傍から見れば、そんな時間の使い方は無目的にテレビを見ることと違いはない。むしろ、テレビを見るよりも無駄としか思えない。

 テレビは、チャンネルが限られているのでいずれ飽きるが、ネットやSNSは無尽蔵にちゃんねるがあるのでいつ飽きるかわからない。で、そのまま時間だけだ過ぎ去り、そこから何も学べないのである。

 それにテレビは監修する人間がいるし、何らかしらのフィルターが掛けられているので得体のしれない情報などはそうそう入って来ないし、来たらすぐにばれる。そして、番組の提供者を見れば、その番組を通して提供者が何を売りたいか、消費者をどう誘導しようとしているかがわかる。例えば、仮面ライダーや戦隊物は、お菓子メーカーや玩具メーカーがメインスポンサーなのでお菓子や変身アイテムを買わせようとしていることなどすぐにわかる。

 

 一方、ネットは誰でも配信でき、しかも監修をする者がいないので、どんなにとんでもないガセネタですらないものでも、一人が真に受けて広げてしまえば、それはコロ助(新型コロナウィルス)よりも1000%早く広がって、更に尾ひれまで付けてしまう。

 いくらテレビを馬鹿にしていても、ネットやSNSのデマに踊らされたら、テレビを真に受ける人間よりも頭が悪い。しかも、他人を陥れる場合もある。

  

 それに、テレビだって使い方さえ間違わなければ、今でも有効な媒体である。例えば、元タレントの島田紳助さんはトークでよくテレビ番組の話をしていたが、あれはテレビをうまく自分のネタを仕入れるために使っていたのだと思う。松本人志さんもよくテレビ番組の話をするがこれもネタの仕入れのためにテレビをうまく使っているのである。

 それから、テレビもチャンネルを吟味していれば、まだいいチャンネルはある。例えば、NHKBS1である。BS1は世界のニュースとスポーツが中心のチャンネルであるがみていると世界ではどんなことが関心が持たれているかがわかる。それから、良質なドキュメンタリー番組も時々放送している。

 

 少なくとも私は、テレビを見ない僕ちゃんってなんて頭がいいんだと偉そうに言って、ネットのデマに躍らされるより、番組を厳選してテレビを見る人間の方が余程インテrジェンスは高いと思う。

失業した非正規者労働者への罵倒は恩知らず

 今回のコロ助(新型コロナウィルス)や10年以上前のリーマンショックで多くの非正規労働者が失業した。今回もそうだが、こういう時に決まって聞こえるのが自己責任論である。SNSのコメント欄でも、SNSを全く知らない団塊以上でも決まって偉そうに言うのがまともに勤めないのが悪い、無能なのが悪い、一生懸命勉強しなかったのが悪い、そんな怠け者はみんな死んでしまえ、という明らかな差別である。元々、日本人は会社に正規雇用で勤めて、何十年先のことまで考えて貯金するのが常識で些末な逸脱さえも許さないという歪んだ価値観の持ち主が99.9%いるが、21世紀になって階層社会が進んでいくにつれてそれがより一層顕著になったようだ。

 

 しかしながら、非正規労働者を20世紀のときより何倍も増やしたのは、外ならぬ自民党経団連である。これは、正規労働者より非正規のほうがコストが掛からず、浮いた金を内部留保というぜい肉や働きもしない大株主への配当金へ回したいだけの企業戦略である。で、その結果若年層の4割近くは無能で傲慢な銭ゲバ経営者の気分次第で即失業という、安全ロープもないロッククライミング状態で労働させられている。

 

 それは、商品の値段にも反映されている。例えば、コンビニやスーパーで売っているカットサラダである。あれらはだいだい120円か高くても200円もしないで売られている。それから、同じく298円の弁当も売られているのを見たことがあると思う。しかし、それらがどのような過程で作られているかを知っている者はかなり少ないだろう。それらは、殆どが非正規労働者やあるいは東南アジアなどの貧民国からの出稼ぎ労働者が劣悪な環境で作っているのだ。さらに言えば、その辺を走っているプリウスや悪趣味極まりない黒塗りの高級車だって、機械油や鉄粉にまみれて造っているのも非正規労働者である。その他にも、非正規労働者がなくてはならない職場など掃いて捨てるほどある。

 日本に住んでいて、非正規労働者の恩恵を受けていないものなどほとんどいないだろう。そもそも、一番恩恵を受けているのは経営者である。労働者にかかる金を自分たちの役員報酬や大株主へたんまり配当を渡した大株主への機嫌取りがいくらでもできるのだからな。

  

で、その結果、日本経済はというと、今まで面白おかしく馬鹿にしてきた中国や韓国に先を越され、インドやインドネシアにさえ追い越されるのも時間の問題になっている。そして、自動車や家電の不良品が考えられないくらいに新聞やニュースをにぎわせるようになっている。これはある意味当然の帰結である。いくら真面目に働いても、自社製品すらローンを組んで買えず、経営者の気分次第でクビになるような職場で誰が力入れて働こうと思うだろうか?そんな働き方で造られたものが世界で通用するわけがない。

 以前、カルロス・ゴーンが2万人をクビにしたとき、何故か労働者までゴーンを狂信し総理大臣にしたいとまで言っていたが、本来なら労働者は怒らなければならなかったのだ。本来労働者は正規だろうが非正規だろうがやっていることは同じなんだよ。大株主や経営者の老後の安定を図るための使い捨ての部品であるということがだ。

 

 そうやって、労働者が労働者を偉そうに見下している間に、竹中平蔵みたいな人を人とも思わないやつが、ますます金儲けのために労働者をゴミ扱いする法案を自民党に可決させているではないか。

 

 結局、労働者が労働所を罵倒したところで労働者の立ち位置なんざ全く変わりはしない。むしろ、自民党経団連そして竹中平蔵を儲けさせるだけだ。日本の労働者を騙すことは、戦時中に朝鮮半島の人間を嘘八白の求人で徴用工にしたり従軍慰安婦にすることより1000倍簡単なことだ

 

 

弱い者いじめが大好きな日本人

 先日行われた都知事選だが、予想してたとはいえ小池百合子が366万票という大差をつけて圧勝とは思わなかった。宇都宮けんじ氏と山本太郎氏の票を合わせても小池百合子の半分にも及ばないのだから、いかに小池百合子が票を集めたかがわかる。

 確かに、日本人は生活困窮者いじめが大好きな世界から愛される国民ではあるとは思ってはいたが、これではっきりした。まあ、そもそも生活困窮者いじめが大好きで大企業が天皇陛下より大好きでなければ自民党や安倍政権がこれほど長く狂信されることはない。Twitterなどの書き込みでも、弱者に寄り添う宇都宮氏や山本氏より排除が大好きな小池百合子のほうがましなどという投稿がかなりあったし、もはや日本人というのは、おおいなる弱いもの虐め大国と落ちぶれたのである。いや、日本人の弱い者いじめが大好きなのは有史以来ではあるがそれが露骨になったということか。

 

 これで、次の衆院選自民党の圧勝は決定的となった。何せ、弱者を自己責任という印籠のもとに見殺しにするのが日本人のなら、それをそのまま実行しているに過ぎない自民党に挙って投票するのは当然のことだ。間違っても弱者に寄り添うれいわ新選組社民党共産党に投票するなんてあり得ないだろう。

 

 それにしても、なせこれほどまでに日本人は生活困窮者をそれほどまでに憎むのだろう。

 生活困窮者を罵倒して権力者に媚びへつらっていれば、自分だけはいかなることがあっても自分だけは絶対に安泰というお墨付きでも自民党にもらっているのか?あるいは、自分も生活困窮者だがそれを認めたくないから、権力者にへつらって現実逃避しているだけなのか?

 いずれにせよ、東京都政は小池百合子や取り巻きにより、弱者が政治家に殺され富裕層だけが儲かる地獄が4年続くことは確定した。これは都だけの問題ではない。東京都の問題は、日本全体の問題にもつながる問題だ。沖縄の問題が日本の問題につながるのと同じだ。

 

 あと、もう一つ深刻な問題は、桜井誠が18万票も獲得したことだ。

あんな日本の恥さらしな差別主義者に18万人もの信者がいるのだから、もはや呆れかえってしまう。在日韓国人があなたの生活や人生においてどんな不利益を与えたのだ。少なくとも、在日韓国人原発を壊してその辺に面白おかしく放射能をばら蒔いたり、竹中平蔵みたいに労働者の非正規化を推進して自分が会長をやっている人材派遣会社の売り上げを伸ばして1億円の役員報酬を分捕ったりなんかしていない。

 

 こんな差別大好き東京でもしコロ助(新型コロナウィルス)以上の殺人ウィルスが発生したり20億トンのバッタが飛来して農作物や家畜を食い荒らしたり、あるいは富士山噴火や南海トラフ地震が起きて、TwitterなどのSNS在日韓国人や在日中国人が買占めをしたなんて書かれたら、間違いなく関係ない通行人やリンチにあったり強盗が多発したり新大久保のチャイナゾーンやコリアンタウンは地獄絵図と化す。

 ひょっとしたら、小池百合子がここまで熱狂されたのも、関東大震災の追悼式典で井戸に毒を投げたというデマを真に受けて面白おかしく殺された朝鮮人の追悼を拒否したからかもしれない。小池百合子を支持していない人間でさえ、この行為には絶賛の嵐だったので。

 

 日本というのはつくづく民主主義がない。というか、民主主義を好きこのんで拒否している。でなければ、投票率55%なんてありえない。せめて、80%はいかなければ民主主義が機能しているとはいえないだろう。

 今回は国政ではなく地方自治の選挙ではあったが、このような安閑たる気持ちになってしまった。次の衆院選がどうなることやら。

憲法と民主主義を授業に

 日本ほど先進国で憲法と民主主義がないがしろにされている国はかなり珍しい。戦後の数多くの憲法違反と思える法律や条例の制定(卑近な例でいうと元オウム真理教の信者の住民票拒否や元暴力団員の生活保護拒否など)、あるいは国会で野党が納得するまで議論もしないで多数決で強行採決という数の暴力によるごり押しなどがいい例だ。で、多数の国民は民主主義イコール数がすべてという政治家の洗脳に簡単に引っかかっている。

 はっきり書くが、民主主義イコール多数決がすべてなんて言っていたら、明日あなたの権利が国家権力や大企業や見知らぬ赤の他人に蹂躙されても何も文句は言えません。あなたの人権蹂躙は多数決で閣議決定されましたとなったら、一文字も反論する余地はないのですから。

 そもそも、今の日本国憲法は、民主主義を成立させるために作られたものです。そのために、国民主権や財産権の確保や裁判を受ける権利や弁護士をつけてもらえる権利、教育を受ける権利、極めつけは不戦の誓いなどが条文に書かれているのです。

 で、何でそのような条文があるかというと、国家権力は暴力装置だからです。以前、民主党の故・仙谷由人氏が自衛隊暴力装置と発言して罵倒されましたが、あれは間違ってはいません。自衛隊は兵器をもっているのだから、国を占拠することなんて簡単にできるのです。実際、226事件も515事件も軍隊が起こしました。その挙句が、日中戦争や太平洋戦争です。

 それで、国家権力が好き放題できないようにし、国民が自らの権利を守れるようにしたのが日本国憲法なのです。

 

 あと、民主主義が数の理論であってはならない理由は、あらゆる少数派や持たぬ者の人権が多数派に蹂躙されず、その者たちの意見や訴えなどを社会に反映させるためです。

 最近、取り上げられているLGBTの問題も人権蹂躙につながるから、取り上げられるのです。

 少数派の意見なんて俺様には関係ないといっている傲慢な人間も、いつ少数派になるかなんてわかりません。そんなときもし、あなたの人権が多数派に蹂躙されたらあなたは何も異議を唱えず黙って従うのですか?私は嫌ですよ。

 

 では、国民に憲法と民主主義を国民に根付かせるにはどうしたらいいかというと、義務教育に取り入れればいいのです。

 よく、日本の民主主義は戦いで勝ち取らずにアメリカから餌付けのためにあたえられただけだと右翼が言ってるけど、それは大きな間違いです。日本国憲法や民主主義とて、先の戦争の数百万人の犠牲と焼け野原と特高による拷問死があったからこそ当時の日本人は大歓迎したのです。もしこの犠牲がなかったら、江戸時代や北朝鮮みたいな国家のままだったでしょう。

 そういったことを踏まえながら、憲法や民主主義の意義を子どもの時から考えさせるのが本当の教育でしょう。

 まあ、こんな授業など実現することは1000%ないでしょう。自民党経団連とハゲタカ外資系は日本人が考えるようになったら、搾取して金儲けができなくなるからです。民は生かさず殺さず愚かに保てとはよく言ったものです。何せ日本は有史以来何ひとつ進歩していないのだから