超激辛非国民ブログ

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三浦春馬の自殺について考える

 先日の三浦春馬さんの自殺についてですが、もちろん驚きました。数年に一回は芸能人が自殺しますが、まさか今が旬の三浦春馬さんが自殺するとは思いませんでした。

 

 ところで、何故自殺しなければならなかったのでしょうか?いくらでも仕事があって借金とかを抱えていたわけでもなかったのに。

 そうなると鬱でも抱えていたのではないかと考えられます。実は、田中実も同じような感じで自殺しました。鬱というのも、心臓発作や脳出血みたいにいきなりなって発作的に自殺したくなってしまうことも実はあるのかもしれません。

 これは、現代日本の縮図ではないでしょうか?今の若年層の死亡率トップは自殺です。ましてや、芸能界はいかに人を陥れてでもスポンサーやプロデューサーに気に入られることが全てですから、そんなプレッシャーが三浦さんを鬱になるまで追い込んだのかもしれません。

 で、三浦さんは子役から芸能界にいて芸能界以外の世界を知らなかったので、芸能界を辞めるという選択肢が考えつかなかったのでしょう。三浦さんは、世襲ではないので両親の後ろ盾がない分より追い詰められていたのかもしれません。仲が良かった城田優さんも心の内までは流石にわからないでしょう。

 

 これは、芸能人だけでなく誰にでもあてはまることです。例えば、会社員だって、過労自殺などが後を絶ちませんが、これは会社以外の世界を知らず会社を辞めたら地球上のどこにも自分の居場所がなくて心身ともに追い詰められてというのが大半の原因でしょう。

 

 三浦さんも俳優や歌手としては周囲やスポンサーからちやほやされていたでしょうが、俳優として人気がなくなったら途端に手のひらを返されるのは確実なので、ひょっとしたらそれがわかっていたのかもしれません。で、誰も芸能人ではない人間としての三浦春馬を見ようとはしなかったし、素の自分を認めてくれる人がいなかったのがより一層彼を苦しめていたのかもしれません。

 

 本当は、仮面ライダー佐々木剛みたいにホームレスになったり、岡村隆史みたいに鬱になれば本当の自分を取り戻せたのかもしれませんが、現代日本は一度道から僅かでも逸れてしまったら再起できないような人でなし社会なのでそれもできなかったのでしょう。

 

 ともあれ、誰でもこんな形で人生が終わってしまうのは本当に悔やまれます。多少の逸脱をしようが誰でも堂々と大手を振って生きられるのが誰にとっても生きやすい社会であることは間違いありません。三浦さんや田中実だけでなく、一つの世界で生きられないだけで精神を病んで自殺なんてしない社会を形成することが今現代人がやることではないでしょうか?