超激辛非国民ブログ

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投票という権利すら行使できない国民だっている

先日の衆院選は、予想を遥かに上回る自民党の圧勝に終わった。これは、ここ数年の投票率の低下によるものも大きいだろう。今回は55%であった。つまり、有権者の半数近くが投票していないのである。自民党の一番の票田は棄権者であることが証明された。

ここで、棄権者を批判するのは簡単ではあるが、全ての棄権者を一律に判断するのは極めて不公平である。投票したくてもできない有権者も無数に存在するはずだからである。

先ずは、ホームレスである。ホームレスはそもそも住所不定なので投票しようがない。
それから、借金取りから逃げ回っている人間とて1ヶ所にいないのだからやはり投票しようがない。
ここまでは誰でもわかることだが、以下にあげる人間の状況を想像できる有権者はどれくらいいるだろうか?

それは、ネットカフェ難民やマンスリーマンションに住んでいる派遣労働者である。ネットカフェ難民派遣労働者も、住民票がある家になど住んではいない。何故なら、マンスリーマンションに住んでいる派遣労働者は、経営者の気分しだいで何処へ無理やり叩き出されるかわからないから住民票をいちいち移せないのである。寝泊まりしている場所に選挙の投票用紙が届かなければ投票のしようがない。当然のことながら棄権となってしまう。

あとは、ブラック企業に酷使されている労働者である。
毎日、15時間から20時間働かされて、丸1日休みが何ヵ月もなく手取り10万円の労働者がどうやって選挙に行けようか。選挙当日はおろか期日前投票すらできない。会場が開いている時間は働かされているのだから物理的に投票はできない。
仮に、時間があっても心神耗弱した人間はまずは生存に必死になるから、空いた時間など食べて寝ることだけに費やし、政治のことなんてこれっぽっちも考える余裕などない。人間というのは衣食住足りて初めて政治や文化やエンターテイメントに触れることができるのだ。

投票率のアップを図るなら、まずは労働者の使い捨てやホームレスに衣食住を支援すべきである。投票は国籍が日本なら誰でも当たり前に行使できなければならない権利である。そんな権利の行使すらできない国などなくなってしまえばよい。弱者を踏み台にした国家なんて地球上規模の害悪でしかない
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