ウクライナ難民以前に
ロシアのウクライナ侵攻が激しくなるに従って、ウクライナの難民が溢れかえってきている。
そこで、政府はもとより民間でもウクライナ難民を支援しようという流れになってきており、それに反対することは人に非ずみたいな雰囲気になってきている。
それでも私は非難は承知で反対する。何故なら、現代日本に外国の難民を支援する余力などないからである。
日本も、コロ助(新型コロナウィルス)や相次ぐ原油高に伴う物価の値上げなどで生活が厳しくなってきている。
それだけだならまだしも、コロ助で失業して住む家すら失った者だって掃いて捨てるほどいるし、それだけでなく、働く貧困労働者や貧困シングルマザーやホームレスや両親の虐待に怯える子どもや心身喪失した引きこもりなど、どうやっても一人ではどうにもならない状況の国民がどれほどいるか。
そんな国民は自己責任の名のもとに見殺しにしてウクライナ難民を手厚く支援するなど、本来ならおかしいはずである。もし、私が生活困窮者ならウクライナ難民なんかより自国民を手厚く支援しろ、と国会に怒鳴りこんでいくだろう。それとも何か？国内の生活困窮者はいくら支援しても利権は貪れないけど、ウクライナ難民を手厚く支援すれば利権を貪れるばかりか外面をよくできるからか。
それから、ウクライナ難民の保護などは本来はロシアがやらなければならないものだ。今回はロシアが一方的にウクライナに侵攻しており、ウクライナ国民は被害者であり、被害を与えているのはロシアだからである。何でロシアが与えた被害の補填を日本がやらなければいけないのか。日本はウクライナ侵攻には何ら関与していない。そもそも、憲法９条のおかげで他国の軍事侵攻には一切関与はできないが。
更に言うなら、地球上で内線や国と国の争いなどはあちこちで毎日必ず起こっており、戦争難民はウクライナ人だけではない。それなのに、ウクライナ人だけを手厚く支援したら、他の国の難民も全員支援しなければ不満が起こるであろう。ウクライナ人だけが特別ではない。
以上の観点から私はウクライナ難民の受け入れはもとより、あらゆる支援には反対する。
