超激辛非国民ブログ

1億回閲覧されても絶対にテレビには取り上げられないブログです。読むと所謂まともな日本人様は不愉快になります。

ファシズムは明日にでも

 ファシズムの初期症状として、以下の項目があります。

 

① 強情なナショナリズム

② 人権の軽視

③ 団結のための敵国作り

④ 軍事の優先

⑤ 性差別の横行

⑥ マスメディアのコントロール

⑦ 国家の治安に対する執着

⑧ 宗教と政治の癒着

⑨ 企業の保護

⑩ 労働者の抑圧

⑪ 学問と芸術の軽視

⑫ 犯罪の厳罰化への執着

⑬ 身びいきの横行と腐敗

⑭ 不正な選挙

 

 ほぼ全部の項目が、現代日本に恐ろしいくらいに当てはまっています。

 

 ①については、ここ数年でやたらとニッポンのここが凄いだの世界から愛される国だのといった文章が目に付き、書店でも日本は世界一だのという見出しが躍り出ていて、更にテレビも毎日どこかしらの局で外国人が日本を褒めちぎる番組が放送されている。これを、強情なナショナリズムと言わずに何と言って良いのかわからない。

 

 ②については、元々日本は人権意識が希薄であり、天賦人権論すら知らず人権は権力者によって施されるものだと思っている。だから、犯罪者やホームレスなど道を踏み外してしまった人間に対して個人的な感情だけで人権なんていらないなどと言えるのだ。

 

 ③がここ数年の間で酷くなったものであろう。尖閣諸島竹島みたいな無人島などのどうでもいいもので自分の生活が脅かされているものでないものに敵意剥き出しでまるで親の仇の如く無理やり敵国を作っている。

 

 ④もまた安倍政権になってから露骨になった。何しろ、アメリカから何兆円もの税金を使って兵器を喜んで爆買いしているのだから。しかも、アメリカでは使われていないポンコツ兵器ばかりである。

 

 ⑤も昔からあることだろう。女ばかりでなく男だってかくあるべき云々(でんでんとは絶対に読まない)という決めつけがどれだけ人間を心理的に追い詰めているか。性同一性障害や同性愛者への偏見や差別も男なら女ならという観念から発生しているのは間違いない。

 

 ⑥も言わずもがなであろう。第二次安倍政権になってから、連日安倍大権現ばんざーい報道ばかり行い、公文書改ざんや国有地の不当払い下げといった民主主義を根幹から破壊するようなことをしても、民主党がもっと酷かったというでたらめなことを書いたり、安倍のバカ犬っころ評論家やバカ芸人ばかりをテレビに出し、ひたすら国民を愚民化させる内容ばかりを垂れ流し続けた。もはや、NHKをはじめ、殆どの新聞やテレビ局は自民党のバカ犬っころ広報に過ぎない。

 

 ⑦だって、最近やたらとドライブレコーダーだの監視カメラの強化だのと騒がれているのが治安の強化の執着であろう。大体、国家権力が治安治安とバカ騒ぎするのは国民が国家権力に逆らえないようにするためと相場が決まっている。

 

 ⑧はないとして、⑨も露骨である。それも経団連などの経済団体に加盟するような大企業だけを保護する。消費税の増税や派遣労働の職種の緩和などもすべて経団連の要請である。そうして、儲けるのは従業員や仕事を数字でしか見ない無能で鬼畜で強欲な経営者と働きもしないで配当金もっと寄越せと喚き散らす豚みたいな大株主だけである。

 

 ⑩も⑨から繋がっていることであり、たかだか一会社ごときに国家権力が飼いならされることで経営者や株主ばかりに有利な法律ばかりが制定され、労働者はますます社畜にさせられた挙句過労死や心身喪失というこれ以上ない悲惨な目に遭わされる。そして、政治よりも会社のことしか考えられなくなり会社が世界のすべてになってしまって、盲従的に権力者に迎合して隠蔽や粉飾決算を行ってしまい、自分だけが犯罪者となって人生を棒に振ってしまう。

 

 ⑪ももう行われている。研究費や芸術などの補助金は年々カットされている。特に、権力を皮肉るような内容の芸術については補助金どころか潰しにかかってきている。

 

 ⑫も現実化している。凶悪犯罪なんて戦前からいくらでもあるし、最近は年々減少傾向にある。にも関わらず、たまたま起こった殺人などを連日連夜放送してさもかし凶悪犯罪が増えていて、これを減らすには厳罰しかないというように愚民を誘導して国民総正義の味方月光仮面気取りに洗脳している。その挙句が、植田まさしの漫画レベルのいたずらさえ凶悪犯罪扱いする現代人の姿であろう。

 

 ⑬は言うまでもなく、自民党の政治家や安倍友はいくら犯罪を犯しても何一つ罰を受けないことだろう。

 

 ⑭はないと言いたいが、疑惑は数多く存在している。でなければ、選挙でのマスコミの当落予想が驚異的な確率で当たるとは思えないし、開票率0で当確なんて出ないだろう。ただ、証拠はない。

 

もはや、日本は名ばかり民主主義な野蛮国家と成り下がった。日本死ね

 

#民主主義 #自民党 #ファシズム #ナチスドイツ #ヒトラー

 

 

 

 

 

菅義偉政権の展望

 予想通りというべきか、自民党総裁選は菅義偉の圧勝で終わった。元々、最初から菅の次期総裁は決定事項で、一応民主的に選挙で決めましたという体裁を整えただけであることは明白である。岸田文雄石破茂は、まさにかませ犬であったといえよう。特に、党員票は採用しないというのは、党員に人気があった石破への露骨な嫌がらせでしかなく、何から何まで菅の圧勝のための筋書き通りに進んだだけの党内選挙であった。こんな党内選挙など、悪名高き実写版進撃の巨人はおろかデビルマンにも劣る。どうせ茶番劇なら、もっと徹底的にコントでもしろよ。少しはアメリカのプロレス団体WWEの台本や演出でも真似でもしたらいかが?

 

 さて、菅政権がの方針は「自助・共助・公助」となっており一見すると至極当たり前のことのように思えるが、これは政府が怠けることを宣言したも同然なのである。

 というのも、このスローガンは小泉政権からすでに自民がやっていたことだからである。小泉純一郎はこれを自己責任と言っていた。こう言っておけば、いかなる事情で生活困窮者になっても、政府は自助が足りないと言って門前払いにして生活保護をはじめとする社会保障を使えなくさせることを合法化できるからである。ひいては、日本国憲法25条の生存権の保障をしないという重大な憲法違反に繋がるのと同じである。

 その結果、市井(しいとは絶対に読まない)の生活は破壊され続け、巷に貧困層が溢れかえり結婚や家庭を持つという犬猫ですら当たり前にするようなことすらできない相対的貧困がもたらされた。そして、そればかりではなく、認知症や障害を持つ家族を抱えても国が自助でなんとかしろと門前払いした結果、家族間殺人が激増したり、生活困窮老人が衣食住の確保のために万引きやその他犯罪を犯して刑務所に入ったりしている現状がある。現に、今は刑務所も生活困窮者の比率が高くなっているという。

 そして今はコロ助(新型コロナウィルス)倒産や、コロ助失業者も溢れかえっているが政府はそういう人間を見殺しにして、アメリカや外資経団連のバカ犬っころしかやっていない。

 

 菅が総理大臣になるということは、そういったことをそのまま引き継ぐということである。そうして、行く末はアメリカや外資を儲けさせるためだけの増税や更にはありもしない近隣諸国の脅威を煽り立て軍産複合体を儲けさせるためだけにポンコツ兵器を税金で爆買いし、少子化を理由に年金や社会保障を削減し続け、富裕層でない市井は何もかも政治家に略奪されて丸裸にされてしまうのである。

 

 これでもまだ旧民主党より自民がましなのか?私も旧民主党は支持していないが、それでも小泉政権からの自民よりはましである。少なくとも、旧民主党は、公文書の改ざんやメディアの私物化などといった民主主義を覆すことはやってはいなかったので。

 

 書いててつくづく嫌になるが、書かずにはいられなかった。日本人は痛い目に合わなければ自覚しないというが、先の戦争で散々地獄を見てもたった75年でこんな有様でしかも自民を狂信するのだから、もはや救いようがない。憲政記念館で憲政の神・尾崎行雄が涙も枯れる思いであることは間違いない。

 

自民党総裁選 #菅義偉 #石破茂 #岸田文雄 #民主主義

 

尾崎行雄 民主政治読本

尾崎行雄 民主政治読本

 

 

 

大人こそ読むべき児童小説「モモ」

  世の中には優れた児童小説は無数にあるが、ミヒャエル・エンデのモモほど大人が読むべき児童小説はなかなかないだろう。

 ご存じない方のために概要だけ書いておくと、近代のヨーロッパ風の世界の田舎町が舞台で、主人公のモモという正体不明の少女がそこの住民ととても仲良く暮らしていました。

 ところがある日、謎の男が町の住人達にあなたは時間を無駄遣いしている、私の言うとおりに働けば時間を節約でき、豊かな生活ができると言って町の大人や子どもの時間を奪っていきました。その結果、モモの友達は笑顔を失いギスギスしていきました。その異変に気付いたモモが謎の男が奪った時間を取り戻す戦いを挑む、という内容です。

 

 この小説の何が凄いかというと、それまでこの田舎町の住人がマイペースで仕事を楽しんでやっていたのが、謎の男によって仕事がルーティン化されてしまい、ただ機械のように働くだけになってしまい、余っていたはずの時間が却ってなくなってしまったということです。

 これは、まさに現代資本主義を表しているのではないだろうか。確かに、現代はほんの数十年前からは想像もつかないようなことさえボタン一つでできることが増えました。買い物ですらネット通販で家にいながらできるようになったし、食事にしても冷凍食品などは電子レンジだけで食べられるようになりました。更に言うなら、洗濯だって洗濯機で自動的にでき、食器だって食洗器である程度は自動でできるようになりました。家事だけではなく、文章だってパソコンやスマホで書けるし、計算だって数字のボタンさえ打てば自動的に行い、しかも間違えません。

 しかしながら、それによって現代人は本当に豊かな生活を送れているのでしょうか?むしろ、現代のほうが人間は時間の余裕をなくし、労働のための労働をしているのではないでしょうか?そればかりではなく、見知らぬ赤の他人の些末な落ち度をネットで誹謗中傷したりという心の余裕すら失っている有様です。まさに、時間を節約すればするほど時間が無くなるというパラドクス状態になっていると言えるでしょう。そして、人間は機械のように無表情になって働かされているまさにモモの友達のようになっているといってもいいでしょう。余った時間をそんなことに使うことこそまさに時間の無駄でしょう。

 確かに、現代の生活は20世紀とは比較にならないほど便利で快適なものになりました。しかし、何かを得れば何かを失うのが世の常です。便利と快適と引き換えに、心の余裕と新たな文化芸術の想像力(創造力)を人間は失ってしまったのではないでしょうか?

 私は、モモにでてきた謎の男が資本主義を作り出しだ経営者や大株主のようにしか思えません。何でも合理化合理化で従業員を使い捨ての部品扱いをし、労働者から搾取した金を儲けるという構図は、謎の男がモモの友達から時間を奪っているのと全く同じに見えて仕方がありません。

 

 コロ助(新型コロナウィルス)の影響で世界の資本主義が揺らいでいる今だからこそ、全人類がモモを読んでいかに自分が謎の男にいいように時間を奪われていたかを見直すいい機会ではないだろうか?こんな作品を40年以上も前に世に出したミヒャエル・エンデこそまさに現代の予言者であると言っても過言ではないでしょう。

 

ミヒャエル・エンデ #モモ #小説 #資本主義 NHK100分de名著

#時間 #岩波文庫

 

  

祝杯を上げられない安倍総理辞任

 やっとというべきか安倍晋三が辞任を表明をした。しかしながら、まんまと逃げられたという印象しかない。何故なら、モリカケ問題や桜を見る会やその他諸々の疑惑に何一つ答えていないからである。昔なら、モリカケ問題が出た時点で内閣など総辞職しているのに、安倍は厚かましくも総理の座に居座り続け、有権者もそんな安倍政権を甘やかし続けた。憲政史上これほど甘やかされた総理大臣など前代未聞であろう。安倍内閣のメンツは、憲政記念館尾崎行雄にやってきたことを堂々と胸を張れるのか?

 

 他にも、安倍内閣がやってきたことはというと、以下の通り

である。

 

  • 水道が売られる(水道民営化)
  • 漁業が売られる(規制緩和
  • 農業が売られる(TPP)
  • 種が売られる(種子法廃止)
  • 土が売られる(汚染土)
  • 労働者酷使(高度プロフェッショナル)
  • 国民安売り(外国人労働者激増)
  • 社会保障・年金削減
  • 海外血税ばら蒔き(ポンコツ武器爆買い6兆円、海外に50兆円を湯水のごとく垂れ流し)
  • 北朝鮮拉致問題に直接何も言ってこなかった
  • 北方領土「日本固有の領土」「日本に帰属」の表現が消える
  • 辺野古のサンゴの上にコンクリート投入
  • 2006年原発事故対策を必要ないと無視
  • 公文書を破棄、隠匿
  • 統計を操作、破棄
  • ポンコツ戦闘機に血税6兆2000億注ぎ込む
  • ISに後藤健二氏が拉致されて殺された後、不用意な発言のせいでイスラム過激派に日本人が標的にされて、ダッカで殺される
  • トランプのペットという意味でトランペットと海外で揶揄される
  • 災害対策よりカジノ法案を優先
  • 子どもの貧困が過去ワーストを更新

  ざっとあげただけで、大多数の市井(しいとは絶対に読まない)の生活を困窮させる法案ばかりである。

 更に書くと、今現在起こっているコロ助(新型コロナウィルス)失業や住む家さえなくなっている生活困窮者をほったらかしにして上級お友達と遊び惚けているは、相次ぐ消費税の増税で国民の消費が冷え込んで中小零細企業が倒産しても眼中になしである。

 

 山本太郎氏が、安倍政権の政治を「アメリカと経団連にコントロールされた政治」と言ったが、まさに的を射た発言である。上記にあげたものは本当にアメリカの軍産複合体と大企業と竹中平蔵を只管儲けさせただけである。

 

 そして、中国や韓国に毅然とした態度云々(でんでんとは絶対に読まない)と金もないくせに自民党大好き経団連命の憂国の士を気取る似非右翼は勝ち誇ったかのように言うが、海千山千な習近平文在寅から相手にされていないだけである。もはや、日本は中国や韓国の後塵を拝しているだけである。

 

 本来なら、先の参院選で自民を大敗させて内閣を総辞職させ、安倍晋三田中角栄のように逮捕させなければならなかったのにこともあろうか自民が圧勝してしまった。金もないのに自民を狂信したり投票に行かなかったり(夜逃げしていたり住民票が実家にある派遣労働者や亭主の暴力から逃げている既婚女性は除く)した有権者の罪は重い。次の衆院選では自分が納めている税金がどのように使われているかをじっくりと考えて選挙に行ってほしい。それをしなければ、次に生活困窮するのはあなたです。決して、中国や韓国はあなたの生活には関係ない

 

 #安倍晋三 #自民党 #安倍内閣 #菅義偉 #安倍総理辞任

戦争すら広告屋にとっては飯のタネ

 

   先日、上記の「戦争広告代理店」という本を読んだのだが、そこには恐るべき内容が書かれてあった。 取り上げた事案は、90年代に起こったヨーロッパのユーゴスラビア連邦ボスニア・ヘルツェゴヴィナセルビアの紛争なのだが、そこにはアメリカの大手PR会社(日本でいうところの広告会社)が武力ではない介入をして、世界のメディアをコントロールしていた実態が赤裸々になっているものである。

 まず、アメリカをはじめ世界中の殆どの国が関心を示していないヨーロッパの片隅の紛争を、アメリカのPR会社がアメリカのメディアに掛け合って世界のトップニュースに仕立て上げ、そればかりかボスニアを絶対正義でセルビアを絶対悪に仕立て、世論を悉くボスニアを後押しさせた。まあ、これはボスニアの外相がアメリカのPR会社に何度も粘り強く交渉した結果のことなのだが、この作戦は成功した。

 更に、世界へ自分たちへの行為を正当なものであることだと演説の文章は元より仕草なども細かく指導したのである。そうした結果、世界は見事にPR会社の手のひらで転がされていただけなのである。

 

 この本を読んで思ったのが、今現在日本のみならず世界で騒がれている出来事は本当にそこで起こっていることがそのまま伝わっているのか、ということである。

 今は衛星放送やネットの発達でボタン一つで世界の情報が簡単にわかるが、それとて映っているのはニュース番組の映像でしかも字幕や翻訳つきである。映像がCGの合成でさらに翻訳が間違っていてもよほど語学が堪能でなければ間違いや捏造などに気づくものはいないだろう。ひょっとしたら、今あなたが見ているニュースもPR会社の指導の下に編集された作り物かもしれない。画面に映っているものが真実といえるのは、生放送のスポーツくらいかもしれない。こんなのは、捏造などしようがないからである。

 結局のところ、我々は自分で考えてニュースを判断しているようで実は権力者やPR会社によって思考を権力者の都合のいいように扇動させられているのかもしれない。

 

 では、本当に自分で思考するにはどうすればいいだろうか?私は、古典などの何百年何千年前からある書物や世界の歴史書に触れるのがいいのではないかと思う。歴史は繰り返すという言葉があるように人間の行動や思考など有史以来殆ど変わっていない。故に、先人の知識や知恵に学べば少しは一つの物事でも色々な角度から検証でき、見えない誘導に引っかかることもなく自分だけの思考を保つことができるのではないだろうか。

 #戦争 #読書 #広告代理店 #ヨーロッパ #ニュース #世論操作

 

何故日本人は戦争を賛美したか?そして75年経っても

 太平洋戦争が終わって75年経過したが、ここ数年で先の戦争を賛美し、憲法を改正して二言目には中国や北朝鮮や韓国と戦争をしろという声が高まってきている。ただこれはかつて日本が通った道なのである。 

 というのも、日本は日清・日露戦争で対外国との戦争で連勝し、不平等条約をも改正し植民地を獲得してから欧米列強をも超えた世界一の神国気取りで傲慢になり、その後に開戦した第一次世界大戦日中戦争ですっかり天狗になってしまった。そんな空気を批判したのは夏目漱石などの文学者くらいで、世論は誰も疑問を持たなかった。現代はそんな状況に極めて似ている。

 このまま行けば、真珠湾攻撃を賛美し、少しでも戦争反対したら町の権力者やそれの機嫌取りをする取り巻き馬鹿犬らによる嫌がらせや蟹工船小林多喜二のように特高に拷問を受けて殺されたりするようなことが当たり前のように起こるだろう。現代は国家権力が逮捕はできないが、その代わりにネットで個人情報を晒されて正義の味方鞍馬天狗月光仮面気取りな私人がリンチをするだろう。その時に後悔しても遅いのである。

 先の戦時中でも、本心から戦争や天皇陛下を万歳する人間など皆無に等しかったであろう。国民は、権力者の仕打ちが怖くて戦争や天皇陛下を万歳していたに過ぎない。特攻への志願や沖縄での集団自決も権力者の仕打ちが怖くて志願せざるを得なかっただけである。この辺のいきさつは「はだしのゲン」を読むとよくわかる。ゲンの一番上の兄は非国民扱いに耐えられなくなり、予科練に志願した。

 

 そして、戦後75年経った現代はどうであろうか?書店に行けばニッポンは世界中から愛される偉大な国で、中国や韓国は世界の敵だという内容の書籍や雑誌が平積みされてたり、街頭では在日韓国人や中国人への差別デモがおこなわれたり、メディアは連日中国や韓国や北朝鮮に侵略されるという内容やそれに対抗する安倍総理は日本を守る英雄だと言わんばかりなことを垂れ流ししている。そして、そんな状況にSNSなどで異議を唱えれば無数の誹謗中傷でコメント欄はパンクするし、芸能人が政権批判をすれば世論やマスコミからリンチに遭い下手すれば仕事がなくなる。あの山本太郎氏も、休みの日に脱原発デモに一国民として参加しただけで事務所をクビになり芸能界を追放されました。これは見せしめといってもいいでしょう。

 

 そして、政治家はそれを利用し、戦争放棄はもとよりあらゆる表現の自由や挙句は内閣の気分次第で表現どころかあらゆる国民の権利を奪い去る緊急事態条項が成文化されている憲法改正を発議するでしょう。そして、テレビをはじめあらゆるメディアで憲法改正に反対する者は非国民だという宣伝を広告屋とグルになって行い、さらに正義の味方鞍馬天狗月光仮面気取りの金もないくせに自民党大好き経団連命の憂国の士を気取る似非右翼が憲法改正に反対する有名人かどうかを問わずネットリンチをするでしょう。そして、憲法改正がされて、北朝鮮が日本列島のはるか上空をロケットを飛ばしただけで緊急事態だといって国民のあらゆる権利を停止し、軍備のためだといってケツの毛すらむしり取るでしょう。そして抵抗すれば裁判すら受ける権利すら奪われて即射殺すら合法化されるでしょう。あるいは、作家や研究者のような知識人が徴用工紛いな労働に従事させられることも十分ありうるでしょう。そうなってからでは遅いのです。そうならないためには、国民が歴史や権力者の思考を学び、戦争によって誰が儲かるのかを分からなければいけません。

 まあ、いきなり色々なことを学ぶことはできないでしょうから、まずはこの言葉を覚えましょう。「戦争なんてやめておけ、腹が減るだけだ」故・水木しげるさんのことばです。

 #戦争,#安倍政権,#憲法憲法改正 #太平洋戦争

 

 

 

 

靖国に行かない安倍晋三

 今年も、安倍晋三終戦記念日靖国参拝はしませんでした。 それどころか、総理大臣に就任してから靖国にはまるで行ってません。日頃、中国や韓国に強気なことばかり言ってるくせにどうして肝心な終戦記念日靖国参拝はしないのでしょうね?中国や韓国への配慮でしょうか?それとも、中国や韓国が実は怖いだけでしょうか?

 で、更に安倍晋三の狂信者はどうして安倍晋三靖国参拝をしないことに何一つ批判をしないのでしょうね?

 日頃、靖国参拝を批判する野党議員はもとより自民党議員(石破茂など)をパブロフの犬のように反日だのなんだのと偉そうに言うくせに、何で安倍晋三には何も言わないんでしょうね?靖国参拝をしないイコール反日なら、安倍晋三なんてまさに反日非国民政治家そのものである。更に言うなら、先の天皇陛下靖国に参拝はしませんでしたし、現・天皇陛下靖国参拝はしていません。靖国参拝しないのを反日非国民なら、皇室ご一家は反日非国民の集団なんですね。よくわかりました。皇室ご一家を批判するなら、今すぐ不敬罪で死刑ですね。安倍晋三の狂信者は日本の戦前や今の中国や北朝鮮のような国家体系が好きで好きでたまらなく、日本国憲法を蛇蝎の如く嫌っているので刑事訴訟法の一切の手続きなしで逮捕されて、拷問を受けて殺されても国選弁護人もなしで裁判もなしでいきなり死刑になってもそれは望むところでしょう。

 

 最も、靖国参拝を政治家が公務で行うことは、侵略戦争を賛美することになるので、望ましくはないでしょう。行くなら、誰にも言わず個人として行くべきです。それをわざわざひけらかすのは、僕ちゃんは偉大な軍人様を崇拝しているぞ、偉いだろうという自己顕示欲を天下に公言しているだけである。こんな自己顕示欲の塊みたいな僕ちゃんお嬢ちゃんが政治家として威張り腐っているのだから、日本はいつまで経っても世界中から馬鹿にされ続けるのである。

 

終戦 #靖国神社 #靖国参拝 #太平洋戦争