超激辛非国民ブログ

1億回閲覧されても絶対にテレビには取り上げられないブログです。読むと所謂まともな日本人様は不愉快になります。

安倍晋三殺害は階層社会の産物

 7月8日(金)安倍晋三を銃殺したとされる山上容疑者だが、これは階層社会の地獄の1シーンだろう。

 小泉政権で派遣業務が大幅解禁されて、それによって起こったことが若年層の非正規化である。非正規労働者なんて経営者の気分で何処で何やらされるかもわからず、明日から来るなと言われても解雇制限にすら守られないまさに使い捨てである。で、給料もどうやっても健康で文化的な最低限度の生活すらできない雀の涙どころかミジンコレベルのものだ。

 一方、そんな貧困労働者から搾取している大株主は寝てても年収億単位である。これによって何がもたらされたかというと、格差すら生ぬるい階層社会の誕生と相対的貧困の増加である。

 

 この山上容疑者も、職業不詳となっていたが、無職とは言われてないしアパート住まいだったので何らかしらの労働はしていたと思われる。おそらくは派遣などの非正規で今日の食い扶持を稼ぐのが精いっぱいだったのだろう。

 人間貧すれば鈍するで、そんな生活をしていれば精神状態など荒んでくるし、世襲の富裕層が楽しそうにしていれば殺意の三つや四つ沸き起こってもおかしくはない。で、この山上容疑者が目についた世襲の富裕層が母親がはまった宗教の関係者の中にいたと思われる安倍晋三だったのかもしれない。もともと、富裕層を憎んでいた山上容疑者が母親をはめた宗教の関係者と疑われている安倍晋三を殺してやろうと思うことは想像に難くない。

 

 そこで、安倍晋三が奈良に来ることを知った山上容疑者が、何らかの方法で自家用銃を作って、安倍晋三を殺しにかかったというのが今回の事件の真相ではないかとおもわれる。だいたい、正規の職についてまともな生活を送っていれば、政治家殺しなんてハイリスクノーリターンどころか極刑すら免れないような凶行などするとは思えない。

 今回はたまたま憎悪の対象が安倍晋三だったが、母親の宗教の件がなかったら、通り魔やっていた可能性が十分あった。

 とかく階層社会化と社会の安定は常に表裏一体である。戦前の2.26や5.15もそもそもの原因は財閥と労働者の所得格差に端を発したものだったので。

 

 今回の選挙も自民の圧勝ということだが、私は憲法や税金以上に階層社会がより一層進んでいつ犯罪に巻き込まれるか、そしていつ自身が犯罪者になるかを危惧している。

 今回は、陰謀論はすべて排除して書いたつもりだ。