村上誠一郎への失望
先日、自民党の村上誠一郎が安倍晋三の国葬を批判して更にボイコットまでした。それだけではなく、安倍晋三を国賊呼ばわりまでした。
本来なら安倍晋三が総理大臣期間中に国賊発言をすれば申し分なかったのだが、それは百歩譲ってよしとする。
そこまでなら、自民党にもまだ本当のことを言える政治家がいるのか、と感心したところだが、その後あっさりと謝罪して発言を撤回してしまった。
これには失望させられた。これではその辺の曲学阿世の徒とまるで変わらないし何より信念がない。
村上誠一郎は謝罪するのではなく、むしろ突っぱねるべきであった。何しろ、安倍晋三が国賊レベルの総理大臣であったことは間違いないのだから。
やはり、自民党という肩書がなくなることがそんなに怖いのか。そうならば、最初から国葬のボイコットなどはすべきではなかったし、国賊発言がなかったとしても安倍晋三批判などすべきではなかった。石破茂など、安倍晋三批判をしても国葬のボイコットはしてなかったし、国葬批判さえもしてなかった。その辺が石破茂の狡猾で自己保身の塊なところでもある。
村上誠一郎の場合は、会社員と違って組織の批判して辞めるように仕向けられても政治家の身分を失うわけではないのだから、所属する組織を叩き出されたって大した問題ではないだろう。金に困ってホームレスになるわけでもないし。ましてや殺されるわけでもないのだから、批判があるのなら思い切りやればいいのである。
こうして正論を言ってもすぐに謝ってしまう自己保身の塊みたいな連中ばかりだから政治は腐敗の限りを尽くすのである。信念をもった批判ならぶれてはいけない。組織を叩き出されても、ホームレスになったり殺されるわけでもないのだから。
大事なことなので2度書きました