社会保障に国籍は関係ない
先日、日系ブラジル人が生活保護申請をしようとしたら、国へ帰れなどという暴言を吐かれて門前払いをくらったということがあった。
で、ネットなどでは門前払いした役所に狂喜乱舞という見事なまでに予想通りな反応であった。門前払いした役所も狂喜乱舞した奴らもどれほど人でなしなことしているのかまるで分かってない。
役所も、生活保護申請は受理しなければいけないんだよ。門前払いする時点で違法なんだよ。審査して生活保護を支給するか否かは別の問題だ。
あと、役所より酷いのが狂喜乱舞している奴らだよな。少なくとも、この日系ブラジル人は、無免許運転で捕まったとはいえ、日本で労働してそれ相応の税金だって国家権力に搾取されているし、それ以前に労働者である以上絶対に資本家に搾取されている。それだけで日本人と何ら変わらないはずである。資本家や政治家に日本人と同じように搾取されているのに社会保障は享受できませんなんてどれだけ外国人労働者を見下せば気が済むんだ。生活保護の申請なんて家に空き巣に入られれば誰だって警察呼ぶし、火事が起これば消防呼ぶし大怪我や病気になれば誰だって救急車呼ぶのと同じな、あくまでも社会保障の一つに過ぎない。外国人だからというだけで生活保護受給できないというのは、警察や消防を使えないのと同じなんだよ。
外国人労働者を排除するなら日本に無数にいる外国人労働者以上にお前が労働して資本家や政治家に搾取されてお国のお役に立ってみろ。で、どんなに生活に困っても社会保障絶対使わずに全て自己責任で何とかしろよ。答えは聞いてない
