超激辛非国民ブログ

1億回閲覧されても絶対にテレビには取り上げられないブログです。読むと所謂まともな日本人様は不愉快になります。

続・ココがヘンだよ憲法改正

この間、憲法改正の問題点をちょっと書いたが、まだ書き足りなかったのでまた書いてみることにする。

憲法では、18条にいかなる奴隷的拘束を受けないと記されているが、改正案だと社会的又は経済的において身体的拘束を受けないとなっている。
これの意味することは、一定の事項においては奴隷的拘束が許されてしまうということである。
例えば、政治批判をして政治犯と国家権力に見なされてしまったら、それこそ中国での文化大革命のように強制労働所での強制労働や思想教育が認められてしまうのである。
民主主義の一番の醍醐味は何と言っても政治家の悪口や政治批判を好き勝手にできて、それでも法的な処罰は絶対に科されないことである。こんな条文一つでも民主主義の根本を崩すものである。

そして、18条とつながる36条であるが、これも現憲法では、公務員による拷問および残虐な刑罰は絶対にこれを禁止する、と記されているが、改正案だと絶対にという文言が無くなっているのである。
絶対にというのは、いかなる場合でも例外は認めないという意味であり、これは戦時中の特別高等警察による反戦派への取り調べとは名ばかりの拷問が横行したことへの反省からきている。蟹工船小林多喜二も、特高の拷問で殺されている。
しかしながら、ただ禁止するだけでは国家権力者への拘束力は弱くなってしまい、また何をもって拷問や残虐な刑罰となるかは国家権力者の気分次第になってしまう。
極端な話、笑点で円楽師匠が政治家の悪口を言っただけで逮捕されて拷問を受けて殺されることだって荒唐無稽な話ではないのである。

それでも、日本人ってのは犯罪者が残虐な刑罰で死刑になることが大好きだから、公務員による残虐な刑罰が一定の条件のもとでできるなら憲法改正には狂喜乱舞するだろう。明日、自分が逮捕されて拷問を受けて殺されたり、市中引き回しの上打首獄門になるという想像すらできずにな。

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