超激辛非国民ブログ

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東京都民は禽獣か?

 先日の都議会議員選挙は、日刊ゲンダイなどの反自民都民ファースト系の新聞などは自民大敗都民ファースト敗退と書いていたが、それでも自民は選挙前より議席数は25から33に増えているし、都民ファーストとて45から31には減ったがだからといってそこまで惨めな敗北ではない。

 逆に、立憲民主党共産党や躍進と書かれており、確かに前回よりは健闘したことは認めるが、それでも立憲8から15で共産が18から19であるので勝ったとはいえないであろう。ましてや、れいわ新選組など議席0である。こんな結果、在野党全体から見れば負けに等しい。

 そもそも、都民ファーストなど所詮は自民党の下部団体のようなものである。つまり、自公と都民ファを合わせれば余裕で議席過半数越えなどしているのである。本当に自公が惨敗と書くならば、自公と都民ファが合わせても議席過半数に届かない状態でなければならないのである。

 前回の都議会選は、確かに都民ファが自民の議席を上回ったが、都民ファだって結局は資本家の機嫌取りをしていただけでホームレスやワーキングプアなどといった人種には全く目もくれなかった。やっていることは自民党と変わらない。いわば、サル山のボス猿争いである。いや、ボス猿争いのほうが余程ましである。

 

 こんな結果になったのも、当事者である東京都民の有権者の主権意識が皆無に等しいからである。なにしろ投票率の低さが尋常ではない。たったの42.3%である。都の有権者の半分以上が選挙に行ってないのである。これでは、票の殆どが組織票である自公や都民ファを政権から引きずり下ろすことなど出来るわけがない。棄権者は選挙は何のためにあるか考えたこともないのであろう。棄権者でも、入院中であったり借金取りから夜逃げしている人間や亭主のDVから逃げ回っている女性や住民票がどこにあるかわからない派遣労働者蟹工船企業にこき使われて期日前投票にすら行けてない人間は好き好んで棄権しているわけではなさそうなので例外だが、そうでもない有権者が選挙に行かないのはもはや、自らの生命や財産権を権力者に蹂躙されても何一つ文句はないに等しいのである。つまりは民主主義の自主的放棄である。選挙が民主主義の大原則というのは小学校の社会科レベルの話である。そして、そんな人間がなぜか中国や北朝鮮の体制を偉そうに見下しているのである。自らの権利を放棄して独裁政治を熱望しているくせにである。

 明治時代から戦後まで政治家を務めた憲政の神こと尾崎行雄は、選挙に行かぬものは人間の尊厳を放棄した禽獣である、と言っていた。私もそう思った。だから日記のタイトルもそう書いた。

 今回の選挙はさらに絶望を助長させられた。こんなんでは、今年中に確実に行われる衆院選も思いやられる。ひょっとしたらコロナウィルス(以下コロ助)を理由に衆院選が無期限延期などという事態もあるかもしれない。通常ならあり得ないが、コロ助を引き合いに出せば何でも通ってしまうのが日本の現状である。本当に日本死ね