ロシアのウクライナ侵攻は21世紀の日中戦争か
ロシアがウクライナに侵攻して早一年になる。一年前にこんなに侵攻が長くなるなど誰が予想しただろうか。軍事大国のロシアがウクライナのような小国にここまで手こずっているのを見ると、かつての日中戦争を思わせる。
日中戦争も当初は短期で中国を侵略できるとされて徐州陥落や重慶爆撃などのニュースに国レベルでおおはしゃぎをしていた。しかしながら、中国の徹底交戦で戦争は硬直化し結局は泥沼化して、さらにそのまま太平洋戦争に突入し日本は見事に玉砕した。
ロシアもウクライナ侵攻にこれ以上手こずれば、いずれ兵器も兵も枯渇していくだろう。そして、かつての日本軍のように兵の殆どが餓死が病死という結果になるだろう。
これだけなら日中戦争の再現だが、今回日中戦争と違うところはウクライナのゼレンスキーがアメリカやNATOの使い捨てのバカ犬っころに過ぎないということだ。日中戦争時の蒋介石は対立していた毛沢東と手を組み、更に欧米との粘り強い交渉でアメリカとイギリスを味方につけて日本に対抗できた。
しかしながらゼレンスキーは、蒋介石のような自分の意思が感じられない。上手くは言えないが、西側諸国とその後ろにある広告屋と軍産複合体の書いた台本を覚えて演出家が命じた演技をしているようにしか思えない。
そして、世界はそんなゼレンスキーを時の人として英雄視してプーチンをまるでショッカー総統の如く言っている。
結局のところ、プーチンもゼレンスキーも広告屋と軍産複合体に踊らされてるだけの馬鹿な指導者でしかない。その辺が、かつての日中戦争とは大きく異なるところである。
いずれにせよ第三次世界大戦にはならない可能性のほうが高いだろう。何せ、ロシアやウクライナがどうなろうが軍産複合体には全く関係ないしむしろ両国が殺し合いをしているほうが軍産複合体にとっては儲かって仕方ないのだからな。軍産複合体の経営者と株主はこの一年毎日笑いが止まらないだろう